ここのところ、メバルのリグのブームは「フロートリグ」らしい。要は飛ばしウキをつけてノーシンカーのワームなり、ジグヘッドなりを、今までのジグヘッドリグでは探れなかった沖目に投げ入れて広範囲を攻めるというものだ。確かにこれは釣れる。試しにやってみたが、1グラムのジグヘッドとは比較にならんほど飛距離が出るし、まあ釣れるのも当然だなーと思った。が、やはりフロートの先についているのは針先剥き出しのジグヘッドだったわけで、藻に掛ってフロートごとラインブレイクしてしまった・・・。
まあとりあえずこのリグでは釣れたので、今度は小田原のK氏との間で密かにブームが来ていたワイヤー系に着手することにした。そもそもスピナ―ベイト、バズベイトの類は、何もバス専用のルアーではないはずだ。その上メバルという魚は基本的に表、中層でのヒットが圧倒的に多いわけだからワイヤー系で釣れないわけがない。これからのメバルはやっぱワイヤー系っすよ、ワイヤー系! やっぱメバルを狙う上ではジグヘッドリグは欠かせない。なんだかんだ言って、あらゆるリグの中でもジグヘッドが一番メバルに食わせやすいと思う。で、ここんところのメバルの状況から、 ①低活性でもジグヘッドリグに匹敵するほど食わせられる ②ウィードをかわせる ③表層をスローに引ける ④風が吹いててもスローに引ける ⑤飛ぶ という課題を実現できるルアーとはなんぞや?と考えていたところ、やっぱこれはワイヤー系の出番、その中でもジグスピナーの出番なのでは?と思うようになった。 世の中に極小スピナ―ベイトやバズベイトはわずかながらあるが、さすがに極小ジグスピナーはなかった・・・。そもそもバスでもジグスピナーって最近聞かない気がする・・・。まあ無ければ作れば良いわけで、針金を買ってきてひたすら曲げた。意外にジグスピナーって代物は簡単にできるわけで、一個作るのに10分とかからない。うーむ、ローコストで大量に生産できるな、これは。無くしても痛くはないのが嬉しい。とりあえず形は某極小スピナ―ベイトを真似して作って、あとはアームの長さの違う物を3つほど作った。最後に流弾丸1.3gをセットして完成。ここのジグヘッドを交換できるところがキモだ。 早速テストに及んだのだが、結論から言えばこの低活性時に結構釣れた。最初にテストした晩にヒットしたのが20オーバーのナイスサイズだったので、「これはもしやビッグフィッシュキラーか!?」と思ったが、次の日に行った場所では15センチに満たない小型も結構釣れた。プラグと違ってサイズを選ばず数が釣れるのは狙い通りですな。海面のゴミも結構かわしていたのでウィードレス効果も高いかもしれない。さすがにジグヘッドの食わせ能力には及ばないが、その反面ロングキャストできて表層を引けるので、意外に、というより一軍で使えるリグになり得るな。 いまのところ1.3gしか試していないので、これからは他のウェイトのジグヘッドも試してみようと思う。これからの本格的なメバルシーズンで活躍してくれると良いですな。
by miuracurrent
| 2006-01-22 01:11
| 戯言
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